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安さより「高価な安心」、中国産ウナギが品質不安で不振
「土用の丑(うし)」の30日を前に、中国産の食品の品質への不安から中国産ウナギへの不信感が高まり、国内で養殖された国産ウナギに人気が集まっている。 厚生労働省などは中国産ウナギの検査体制を強化してきたが、消費者の信頼回復にはつながっていない。このまま国産ウナギに人気が集中すれば、価格はじわじわと上昇する懸念が出てくる。さらに、ワシントン条約締約国会議の決定でウナギの稚魚の輸出が規制されることもウナギの供給不足に拍車をかけそうだ。和食の定番であるウナギが、日本の食卓から遠のく恐れが出てきている。(経済部・梅津一太、社会部・高梨ゆき子) ◆消費者が敬遠 首都圏に店舗を展開しているスーパー、いなげやでは、中国産ウナギの売れ行きが今月半ばごろからピタリと止まった。米国で中国産の魚介類などの安全性が問題視されたことがきっかけだ。いなげやでは1匹980~1280円の国産に対して中国産は半値以下で、例年、中国産6割、国産4割の比率で売れる。だが、今年に限っては「ほぼ100%国産」(社長室)と様変わりしている。 江戸時代から続く老舗のウナギ卸売会社の「ての字」(東京都港区)は国産と台湾産で年間25万匹を取り扱う。「ここ2年間は、前年を上回ってきたが、今年は横ばいがやっと」(三輪武昭常務)といい、中国産に対する消費者不信のあおりを受けている。 中国産ウナギはコンビニなどでうな重弁当などに加工されて販売されている。最大手のセブン―イレブン・ジャパンは中国産(795円)と国産(1380円)の2種類のかば焼きの弁当を用意して今月23日まで予約販売を受け付けたが、中国産は消費者が敬遠して売り上げは落ち込んだ。その分、国産の売り上げが増え、なんとか前年並みの販売数量にこぎ着けたという。 コンビニ大手のサークルKサンクスは、中国産を使ったかば焼き重の予約販売を7月13日から一時、中止した。国内の検査機関に大腸菌などの検査を依頼して、安全性を確認し、21日から弁当コーナーに問題がないという趣旨のはり紙をして、ようやく販売を再開するなど対応に追われた。 ◆稚魚2割減 2005年に国内で供給されたウナギは約9万7000トンに達するが、このうち国産は1万9700トンに過ぎない。約65%が中国産だ。このため、今後、国産人気が高まっても、ウナギのすべての需要を賄うことはできそうにない。 養殖ウナギは海で育った稚魚を捕獲して、養殖池で育てるが、今年、国内の養殖池に投入された稚魚は、不漁で、前年に比べて2割減った。さらに、欧州連合(EU)は今秋から、ワシントン条約締約国会議の決定を受けて、稚魚の輸出規制を強化する。日本への稚魚の供給元である台湾もこうした動きに呼応して、稚魚の輸出を大幅に減らす方向で、国産ウナギの供給が減る可能性が高い。 厚労省は05年から、中国産ウナギの検査体制を強化している。アメリカが輸入規制に乗り出した抗菌剤のマラカイトグリーンが冷凍かば焼きから検出されたからで、これまで行われた1万3000件のサンプル検査で検出例は36件あった。 中国でウナギを養殖して、輸入している日本鰻輸入組合も04年から高額な検査機器を買って「養殖の過程で3~4回検査して、チェックを徹底している」(稲垣信起副理事長)。だが、厚労省も業者の検査もサンプル検査のため、「完璧(かんぺき)に問題のあるウナギを判別するのは難しい」(厚労省)。 実際、今月13日には、前橋市のスーパーで売られていたウナギのかば焼きからマラカイトグリーンがウナギの体内で変化した物質が検出されたことが発覚した。 このかば焼きは、徳島市の業者が中国から輸入したが、厚労省が認可した検査機関の検査に合格した製品だった。 日本の消費者は食品の安全性に関心が高い。ウナギだけでなく、消費者が不安感を払しょくできる検査体制を早急に作らないと、夏場のスタミナ源として定着しているウナギが高根の花になりかねない。 YOMIURIより やっぱりあんなことあると、国産選びますもの。 PR ![]() ![]() |
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