県職員採用の年齢上限

35歳以下に引き上げ　県職員採用の年齢上限
　県は30日、２００７年度に行う職員Ｉ種（大学卒業程度）試験の対象年齢の上限を29歳以下から35歳以下に引き上げると発表した。団塊世代の退職を控え、採用増が予想されるためで、仁坂吉伸知事は「対象を広げて優秀な人材の確保につなげたい」と話している。

　都道府県で06年度実施の採用試験の対象年齢が35歳以下になっていたのは長野、鳥取の２県で、残りは27～30歳以下になっている。

　県人事課によると、定年退職者は３月に約１３０人、07年度と08年度にはそれぞれ１７０人前後が予想され、03年度１３１人、04年度１５８人、05年度82人に比べて多くなるという。

　また、景気の上昇で民間の採用増も見込まれることから、県職員の受験対象者を拡大することで、より幅広く人材確保に努めるとしている。

　Ｉ種の採用職種は、一般行政をはじめ、総合土木、建築、電気、学校事務、警察事務など12種類。６月下旬に第１次試験、８月上旬に第２次試験、同下旬に結果を発表する予定。


紀伊民報より
　35歳って結構だねぇ。