北方領土・貝殻島コンブ漁始まる

北方領土・貝殻島コンブ漁始まる、２５０隻が一斉出漁



貝殻島周辺のコンブ漁が解禁となり一斉に出漁する漁船＝１日朝、北海道根室市
　ロシアに入漁料を支払って北方領土・貝殻島周辺で操業するコンブ漁が解禁となり、北海道根室市の歯舞漁協などの漁船約２５０隻が１日朝、一斉に出漁した。

　霧が立ち込める納沙布岬沖に集結した漁船は午前７時、サイレンの合図で、３．７キロ先の貝殻島へ出発。納沙布岬灯台には家族らが集まり、小旗を振って見送った。

　貝殻島周辺は好漁場として知られ、旧ソ連に拿捕（だほ）される零細漁民が後を絶たなかったため、昭和３８年に民間協定を結んだのがコンブ漁の始まり。今年は入漁料９７６０万円を払い、９月末までに４０００トンのコンブを採る予定。「サオマエコンブ」と呼ばれる成長途中のナガコンブで、煮物やおでんに適している。


産経新聞より
　早く返して欲しいですよね。そうすれば、気兼ねなく漁できますよ。