過去にも同様の練習

高校ゴルフ部ボール直撃事故、過去にも同様の練習
　埼玉県毛呂山町の埼玉平成高校（阿部光利校長）で２１日、ゴルフ部の男性コーチ（２７）の打ったボールが、部員の２年生男子生徒（１６）の頭に当たり、男子生徒が重傷を負った事故で、コーチは西入間署の調べに対し、「過去にも数回、（前方に生徒を立たせて）同じような練習をした」と話していることがわかった。

　同署は、業務上過失傷害の疑いもあるとみて、練習方法が適切だったかどうかなどを調べている。

　調べによると、練習は、部員たちに球筋をみせるためだったといい、けがをした生徒は野球のミットを持ってコーチの約６０～７０メートル前方に立っていた。コーチが右斜めに打とうとしたボールが真っ直ぐ飛んできたため、よけきれなかったとみられる。コーチは、他の生徒のドライバーを借りて手袋なしで打ったという。

　同高の金沢勝教頭は「大変熱心なコーチで、けがをした生徒に対してもよく指導していた。こういう結果になり残念。生徒が早く回復することを願う」と話している。

　金沢教頭によると、男性コーチは同校の卒業生。２００３年にプロテストに合格し、トーナメントプレーヤーとして活動していた。０４年度から同高ゴルフ部を指導していたという。

YOMIURIより
　今までは大丈夫だったってことでしょう